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2014年9月26日
アマチュア無線
みなさんアマチュア無線というのをご存知ですか?
アマチュア無線というとなにかむかしのメカマニアというイメージもありますが、男のロマンが詰まった最高の趣味だと自分は思っています。
当然ながら現在日本では電波法という法律で指定された電波以外は特別な資格者を除き扱うことができません。
それの一部を扱うことができるのがアマチュア無線なのです。
これには試験が必要で、英語検定のように何級にも分かれていて上位級であれば専門的知識も必要になってきますが、最初や2番目の級などは講座を聞くだけで簡単に取得することができます。
ではアマチュア無線は具体的に何ができるのでしょうか。たとえばラジオ局のようなことができたり、電話局のような方法で使うなど電波法で用途は制限されているもののどれもすることができます。
現在では携帯電話やインターネットの普及で簡単にできるようになったものですが、アナログな方法でやることに興味がある方や専門的なことをやるのに興味がある方にはかなりおすすめです。
また資格の級があがればより強く電波を出力することができるようになり遠くへ飛ばせることから車などに取り付けて家の人と通信をするなどという方法でも使われています。
なぜ私がこのように詳しいのかというと、私が物心ついた時から父がいつも無線機をいじっているマニアだったからです。
私が社会人になってからは、たまに実家に帰るくらいですが父の趣味の部屋はいつも機械だらけでした。
転機が訪れたのは今年のゴールデンウィークの事です。
父が趣味の無線機を処分したいという事で、ネットでアマチュア無線機を買取してくれる業者を探しました。
アマチュア無線といえば、先に述べた通り昔は趣味の王様と言われて人気がありました。
私の父が無線局の免許を取得したのが45年ほど前だったそうです。
当時は自宅に電話がない家庭もまだありました。
そんな世の中で無線で国内はもちろん海外の人を話が出来るアマチュア無線はとても魅力がありました。
そんな父の影響もあり、私が最初にアマチュア無線の試験を受けたのは高校生1年の時でした。
当時の試験は電波法規と無線工学でした。
私はラジオ作ったりするのが好きで電気関係には詳しいと自分では思っていました。
それで、1回で国家試験に合格すると思っていたのですがそんなに甘いものではありませんでした。
見事不合格でした。
それから2年が過ぎてどうしても、無線通信がしたくて猛勉強をしたのを覚えています。
自分でも信じられないほど試験勉強をしました。
その甲斐あって、今度は見事に合格しました。
その当時、地元には無線機を扱ってる店が1店舗しかなく、それも展示品程度の品ぞろえでした。
その後父と秋葉原に行ってようやく開局することができました。
初めての交信は緊張のため声が震えているのを覚えています。
確か北海道の局だったと思います。
現在は、携帯電話やインターネットの発達でアマチュア無線の人口は激減しています。
少し寂しい気がしますが、これも時代の流れなんでしょう。