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2014年12月 5日

大会用横断幕

所属している趣味のチームの大会用横断幕を制作しました。

とはいっても、パソコンでレイアウトを考えて、後は横断幕の業者さんにデータを送ればプロがうまく作ってくれるというものです。

横断幕と言えば、高校の部活の時に使用していたもののことを思い出します。

私が所属していた部活はバレーボール部で、伝統をかなり重視している部活でした。

部活の掟みたいなものがあり、学校で朝練習や放課後に活動する際には必ず横断幕を張って練習していました。

他校に行って練習試合をするときはもちろん、公式戦の時も毎回張るものでした。

公式戦の時は他校のも張られるので、いかに良い位置に張れるのかということにも大事を置いていました。

張るのはもちろんのことでしたが、代々受け継いできた大事なものとしていたので、床に地べたで置くことも禁止していました。

なので、横断幕を置く時は鞄の上やボールが入っている籠の上など、とにかく横断幕に対しては細心の注意を払いいつも活動していました。

当時は、たかが横断幕なのに何でこんなに丁寧に扱わなければならないのかと日々疑問に思っていました。

しかし、いざ引退して後輩の練習を見に行くといまだに大事に使われており、伝統って凄いなと感じました。

過去に頑張ってきた人たちの意思を引き継いでくれている人がいることを実感できたからです。誰が作ってくれたかは知らないですが、過去から現在まで部活で汗と涙を流してきた人たちのことを思うと、横断幕って素敵なものだなと思いました。