2014年12月18日
ウィッグとヘアーピース
ウィッグとヘアーピースと呼ばれる部分かつらについては、若い時はよく装着したものでした。
ウィッグは人毛のものが母親からプレゼントされたものがあり、また、ヘアーピースについては、人毛のものとナイロン製のものを持っていました。
人毛のものは自然な黒、ナイロン製のものは、ダークブラウンで、両方とも自分のこずかいで購入したものでした。
当時は、今のようにネットの浸透しておらず、激安のウィッグ通販などが無かったので、部分的なヘアーピースが流行っていて、何かと言えば変身願望の強い時期、着物を着たときとか、ショートの髪をまとめてその上にピースを載せるとアップスタイルのように見えたので重宝しました。
ダークブラウンのナイロン製のヘアーピースは、妙にツヤツヤしていて人工感があって玩具っぽくて遊びでつけていました。
それは比較的長い髪だったので、それを縦ロールに巻いて付けてみたりしました。
優雅だと好評でしたが、現在、そんな髪型をする人は、極めて少なくなっていると思います。
逆に、少しづつ髪が薄くなっている昨今、髪のボリュームアップなどに役立ちそうとか思いつつも、何とはなく流行おくれというか面倒くささもあって、余りつけません。
それに変るかのように、今ではお洒落のポイントとして帽子をかぶるようになっています。
手軽なところでは、ベレー帽、ハンチング、それからキャップもよくかぶります。ヘアーピースをつけて、少しフェミニンな表情にして、またベレーをかぶれば、おしゃれは複合的になります。ヘアーピースをして、さりげなくスカーフを粋にふわりと巻いても、日常的な装いにいいようです。
こうした装いに、ファッションをコーディネイトすれば、よりレパートリィが拡がることでしょう。
ウィグもロングの人が装着すれば、ショートにも手軽になれて、それこそ、ジーンズなどもすっきり着こなせるようになるでしょう。
ウィグもヘアピースも、変身願望の入り口にあるツールだと思います。これからは、もっと活用することにします。