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2017年2月27日
仲間づくりの時代だった
大学生時代は「仲間づくりの時代だった」という記憶が一番です。
入学するとまず、それぞれのゼミに配属されます。ゼミの先輩・後輩とのつながりは強く、休日になると車を持っている先輩の運転でドライブに出かけたり、夜中に突然「心霊スポット」と呼ばれるような場所に連れ出されたり。
それぞれのゼミに研究室があるのですが、授業が空いたり、放課後になるとそこへ戻って、仲間たちとおしゃべりをしていました。
年に一回、夏休みには「ゼミ旅行」というものがあり、1年生から4年生まで、20人ほどの団体で旅行に出かけます。3年生が主にスケジュールを組み、宿や乗り物の手配、買い出しまで行います。学生がこの人数で出かけるのですから、何らかのハプニングは毎年起こり...。
高速道路で車が動かなくなる、目的地に向かう途中ではぐれて予定が大幅に狂う、など。今のようにスマホや携帯がある時代ではなかったので、長距離ドライブの途中ではぐれてしまったら、もうそれきりです。
今となれば、それも笑い話のいい思い出です。
みんなで一番頑張ったのは、卒論の時期でした。
こればかりは、サボっていられません。卒業がかかっているのですから。
ゼミのメンバーはほぼ皆、目指すところが同じなので、みんなで情報を共有したり、助け合ったりしながら、卒論を書き進めていきました。
私は他の二人と、ほぼ合宿のように寝泊りをともにしながら描き上げました。
今では学生時代のメンバーがそろうことはほとんどありませんが、おそらく集えば話は尽きないでしょう。
大学時代は、貴重な仲間・同志づくりの時代でした。