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2014年5月30日

披露宴の演出

10年以上前の結婚式や披露宴では新郎新婦の生い立ちをスライドで流すくらいでしたが、ここ何年か前から出席した結婚式や披露宴ではスライドやビデオのオンパレードです。

新郎新婦が自分たちで用意した泣けるスライド、友人たちが用意した笑えるビデオ、式場側がその日の式や披露宴での写真を速攻でスライドにして最後に流すというのもよくあります。

今まで私がおもしろかったものは友人が知らない間に撮っていた新婦がお菓子をむさぼり食べる様子が映ったビデオや酔っ払って結婚観を語っているところのビデオです。

新婦に恥をかかせるようなビデオを喜んで見てしまうのは女友達の幸せに対する複雑な心境からなのでしょうか・・・。

プロが作った結婚式ビデオのサンプルを見ていると、ため息が出るほど素敵ですが、低予算、または手作りのスライドでもアイディア次第で印象に残るものができます。

私が友人代表とスライドを制作したこともあります。それは新婦が結婚を迷っていた時に友人たちとの会話の中で結婚を決心したエピソードをスライドにしたものです。

友人達で飲みに行きその新婦から結婚に関する相談があり、その時のお店の写真や一緒いたメンバーの写真をつなげた合間に無声映画のようにその時の会話を文字にして入れ、彼女の想いが伝わるスライドにしました。

これはとても好評でした。こうして結婚式や披露宴でスライドやビデオを頻繁に見かけるようになったのは、自宅のパソコンで簡単に作れるようになったのも理由の一つだと思います。

しかしそれだけでなく、幼馴染の方や大人になってから知り合った方、親戚の方たちなど色んな立場の方が集まる場で、スピーチだけでは伝わりにくいその時の雰囲気や状況が伝わりやすいところが良いからではないでしょうか。