2014年12月アーカイブ

2014年12月26日

財産管理

遺言というと縁起でもない、まだ早い、財産がないから必要ない、面倒などと後回しにして混乱を招くことが多いようです。

日頃良好な関係の親、兄弟も経済状況や環境で考え方が変わり、思わう争いを起こすことになります。

不要な争いを避けるために元気なうちに法律的にもきちんとしておくことです。

きちんとするためにはそれなりに費用は掛かります。もちろん自分で遺言書を書くことも可能で、それが一番安上がりです。しかし記載事項が法的に不完全で遺言書としての体をなさず、いざという時に混乱を引き起こすことになります。

確実に遺言する方法として弁護士に依頼して財産管理をする、公正証書を作るというのがあります。

専門家に依頼するとそれなりに費用がかかりますが後者の方が安く確実に遺言書を作成できます。

公正証書というのは公証人と一緒に公証役場へ行って作成を依頼して作ってもらう書類です。公証役場へは実印、印鑑証明などと本人確認できるものと2人以上の証人と共に行くことです。病気などで公証役場へ行けない人は公証人に出張してもらうことも出来ます。

誰でも遺言書を作るなどどいう経験は少ないので、どんなことをどのように書いていいのかわかりません。

そんな時公証人は依頼者の事情を聞いてその人にふさわしい内容をアドバイスしてくれるので、相談しましょう。自分の死後争いのないよう早めに手を打つことが大切です。

2014年12月18日

ウィッグとヘアーピース

ウィッグとヘアーピースと呼ばれる部分かつらについては、若い時はよく装着したものでした。

ウィッグは人毛のものが母親からプレゼントされたものがあり、また、ヘアーピースについては、人毛のものとナイロン製のものを持っていました。

人毛のものは自然な黒、ナイロン製のものは、ダークブラウンで、両方とも自分のこずかいで購入したものでした。

当時は、今のようにネットの浸透しておらず、激安のウィッグ通販などが無かったので、部分的なヘアーピースが流行っていて、何かと言えば変身願望の強い時期、着物を着たときとか、ショートの髪をまとめてその上にピースを載せるとアップスタイルのように見えたので重宝しました。

ダークブラウンのナイロン製のヘアーピースは、妙にツヤツヤしていて人工感があって玩具っぽくて遊びでつけていました。

それは比較的長い髪だったので、それを縦ロールに巻いて付けてみたりしました。

優雅だと好評でしたが、現在、そんな髪型をする人は、極めて少なくなっていると思います。

逆に、少しづつ髪が薄くなっている昨今、髪のボリュームアップなどに役立ちそうとか思いつつも、何とはなく流行おくれというか面倒くささもあって、余りつけません。

それに変るかのように、今ではお洒落のポイントとして帽子をかぶるようになっています。

手軽なところでは、ベレー帽、ハンチング、それからキャップもよくかぶります。ヘアーピースをつけて、少しフェミニンな表情にして、またベレーをかぶれば、おしゃれは複合的になります。ヘアーピースをして、さりげなくスカーフを粋にふわりと巻いても、日常的な装いにいいようです。

こうした装いに、ファッションをコーディネイトすれば、よりレパートリィが拡がることでしょう。

ウィグもロングの人が装着すれば、ショートにも手軽になれて、それこそ、ジーンズなどもすっきり着こなせるようになるでしょう。

ウィグもヘアピースも、変身願望の入り口にあるツールだと思います。これからは、もっと活用することにします。

2014年12月 5日

大会用横断幕

所属している趣味のチームの大会用横断幕を制作しました。

とはいっても、パソコンでレイアウトを考えて、後は横断幕の業者さんにデータを送ればプロがうまく作ってくれるというものです。

横断幕と言えば、高校の部活の時に使用していたもののことを思い出します。

私が所属していた部活はバレーボール部で、伝統をかなり重視している部活でした。

部活の掟みたいなものがあり、学校で朝練習や放課後に活動する際には必ず横断幕を張って練習していました。

他校に行って練習試合をするときはもちろん、公式戦の時も毎回張るものでした。

公式戦の時は他校のも張られるので、いかに良い位置に張れるのかということにも大事を置いていました。

張るのはもちろんのことでしたが、代々受け継いできた大事なものとしていたので、床に地べたで置くことも禁止していました。

なので、横断幕を置く時は鞄の上やボールが入っている籠の上など、とにかく横断幕に対しては細心の注意を払いいつも活動していました。

当時は、たかが横断幕なのに何でこんなに丁寧に扱わなければならないのかと日々疑問に思っていました。

しかし、いざ引退して後輩の練習を見に行くといまだに大事に使われており、伝統って凄いなと感じました。

過去に頑張ってきた人たちの意思を引き継いでくれている人がいることを実感できたからです。誰が作ってくれたかは知らないですが、過去から現在まで部活で汗と涙を流してきた人たちのことを思うと、横断幕って素敵なものだなと思いました。